令和4年4月から、浜田山病院人工関節センターが更に発展します!
地域医療を担う整形外科病院として19年の歴史をもつ浜田山病院。小瀬院長のもとで整形外科の各分野における数多くの実績をあげてきましたが、人工関節部門の更なる発展を目指し、令和4年4月から、人工関節のエキスパートである清水医師が加わりました。
清水医師は都立西高校卒業後、59年に千葉大学医学部を卒業し、国内での研修、海外留学を経た後、千葉労災病院に25年間在籍しました。在任中は人工関節センター長として活躍し、関節リウマチ患者さんの治療と共に、人工膝関節2500例、人工股関節2000例以上と、日本国内でも屈指の手術実績をあげてきました。
治療方針は日本人に適した人工関節の採用と、長期間安定した実績を持つ低侵襲手術であり、同時に臨床研究にも積極的で、演題採用率13%という超難関のアメリカ整形外科学会(AAOS)において、過去30回も人工関節の研究発表を行ない、最優秀賞、ハイライトポスター賞など様々な賞を受賞しています。
「人工関節の成績は、術者の技量と人工関節の選択に大きく左右されます。新製品が次々登場しますが、長期間の安定した成績が期待できる人工関節を選択し、低侵襲で最高の手術を行うよう努力しています。」
人工膝関節は、東邦大学教授(現名誉教授)の勝呂徹医師が、日本人に合わせて開発したファイン人工膝関節をいち早く採用し、さらにsubvastusアプローチという低侵襲な術式を導入しています。また、組織の損傷を最小限にするために極力電気メスは使用せず、結果として術後の膝屈曲角度は平均135度と大変良好です
一方人工股関節は、世界的に最も広く用いられて成績の安定した後方侵入法を使用し、更に縫合時には、従来切離したままだった閉鎖筋と双子筋の再建も行なう事により、過去8年間、650例での脱臼率0%を達成しています。
膝関節や、股関節痛でお悩みの方々、人工関節手術を勧められている方々、是非清水医師の診療を受けて、御相談ください。また関節リウマチの方の御来院もお待ちしております。
外来診察日:月曜午後(14:00~17:00)、火曜午前(9:00~11:00)、水曜午前、木曜午後、金曜午後。
詳しくは電話でお問合せ、ご予約ください。
清水 耕 しみず・こう/都立西高校卒業。1984年千葉大学医学部卒。93~95年人工関節で有名な米国ワシントン大学に留学。人工関節学会評議員。日本整形外科学会指導医。日本リウマチ学会専門医。アメリカ整形外科学会会員他
アメリカ整形外科学会(AAOS)で人工関節置換術後の腸腰筋萎縮研究で最優秀賞を受賞。